CameL(J Immunother Cancer)
EGFR遺伝子変異およびALK遺伝子融合を有さない非扁平上皮非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「カルボプラチン+ペメトレキセド」に「抗PD-1抗体(カムレリズマブ)」の上乗せを選択することで無増悪生存期間だけでなく、生存期間の延長が期待できる。
「カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人の5年生存率が19.3%であったのに対し、「カムレリズマブ+カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人の5年生存率は31.2%であった。また、「カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人の5年無増悪生存率が3.0%であったのに対し、「カムレリズマブ+カルボプラチン+ペメトレキセド」治療を受けた人の5年無増悪生存率は16.1%であった。
【発表】
2024年11月27日
【試験名】
CameL(Phase 3)〔NCT03134872〕
【試験実施国】
中国
【原著】
J Immunother Cancer. 2024 ;12:e009240. [PubMed: 39608979]
【こちらの図鑑も合わせて見る】
【今日の標準治療】 |