【多発性骨髄腫:二次治療(PFS)】「ダラザレックス+カイプロリス+デキサメタゾン」vs「カイプロリス+デキサメタゾン」

CANDOR(Lancet Oncol)                    

再発または治療抵抗性の人が次の治療を考える場合、「カイプロリスデキサメタゾン」治療に「ダラザレックス」の上乗せを選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

カイプロリスデキサメタゾンダラザレックス」治療を受けた87%の人がグレード3以上の有害事象を経験した(vs 76%)。「カイプロリスデキサメタゾンダラザレックス」治療の主なグレード3以上の有害事象は、血小板減少症(25% vs16%)、高血圧症(21% vs 15%)、肺炎(18% vs 9%)、貧血(17% vs 15%)。

【発表】

2021年12月3日

【試験名】

CANDOR(Phase 3)〔NCT03158688

【試験参加国】

日本 、台湾、韓国、米国、カナダ、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、ブルガリア、チェコ、フランス、ハンガリー、ポーランド、ルーマニア、ロシア、トルコ、英国

【原著】

Lancet Oncol. 2022; 23: 65-76. [PubMed: 34871550]

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