CAP04(BMC Med)
進行または再発子宮体がんと診断され、1ライン以上の全身療法が不応または不耐となった女性36名が次の治療として「抗PD-1抗体(カムレリズマブ)+VEGFR-TKI(アパチニブ)」治療を受けた結果、16名(44.4%)の人が治療に奏効し、9.3ヵ月奏効が持続した。
試験に参加した女性36名中29名(80.6%)がMSS/pMMR、2名(5.6%)がMSI-H/dMMR、5名(13.9%)が不明であった。MSS/pMMR子宮体がんと診断された女性29名において16名(55.2%)が治療に奏効し、12名が安定、3名が進行した。MSI-H/dMMRまたは不明の女性7名は全員が安定であった。
「カムレリズマブ+アパチニブ」治療を受けた人の55.6%がグレード3または4の治療関連有害事象を経験した。主なグレード3または4の治療関連有害事象は、γ-GTP増加(27.8%)、ALT増加(16.7%)、AST増加(13.9%)、高血圧(11.1%)。
【発表】
2024年8月26日
【試験名】
CAP04(Phase 2)
【試験実施国】
中国
【原著】
BMC Med. 2024 ;22: 344. [PubMed: 39183277]