CARSKIN(JCO)
手術が適応とならない皮膚扁平上皮がんと診断された39名が一次治療として「キイトルーダ」治療を受けた結果、41%の人が治療に奏効した。PD-L1陽性の人では55%が治療に奏効したが、PD-L1陰性の人の奏効率は17%であった。「キイトルーダ」治療の奏効率はPD-L1陽性細胞の割合が1%以上存在するかで異なる(p=0.02)。
「キイトルーダ」治療を受けた 7%がグレード3以上の治療関連有害事象を経験した。
【発表】
2020年7月30日
【試験名】
CARSKIN(Phase 2)〔NCT02883556〕
【原著】
J Clin Oncol . 2020 ;38:3051-3061. [PubMed: 32730186]