【肺がん:一次治療(OS)】「イミフィンジ+イジュド+化学療法」vs「イミフィンジ+イジュド」

CCTG BR34(J Thorac Oncol)                   

遠隔転移を有する非小細胞肺がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「イミフィンジイジュド」治療に「化学療法」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長は期待できても生存期間の延長は期待しにくい。

イミフィンジイジュド」治療に「化学療法」の上乗せを選択することで奏効率は有意に向上する。試験では29.3%から42.4%に改善された。

イミフィンジイジュド+化学療法」を受けた人の82%がグレード3以上の有害事象を経験した(vs 70%)。

【発表】

2021年11月17日

【試験名】

CCTG BR34(Phase 2)〔NCT03057106

【試験実施国】

カナダ、オーストラリア

【原著】

J Thorac Oncol. 2022 ;17:434-445.  [PubMed: 34800700]