【悪性黒色腫:一次治療(3年OS)】「オプジーボ」vs「ダカルバジン」

CheckMate 066(JAMA Oncol)                     

BRAF変異野生型の転移性悪性黒色腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「オプジーボ」治療を選択することで、生存期間の延長が期待できる。「オプジーボ」治療を受けた人の51.2%が3年後も生存していた。「ダカルバジン」治療を受けた人は21.6%が生存していた。

オプジーボ」治療を受けた人の15.0%がグレード3または4の治療関連有害事象を経験した。「ダカルバジン」治療を受けた人は17.6%が経験した。

【発表】

2018年10月25日

【試験名】

CheckMate 066(Phase 3)〔NCT01721772

【試験参加国】

アルゼンチン、オーストラリア、カナダ、チリ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、ギリシャ、イスラエル、イタリア、メキシコ、ノルウェー、ポーランド、スペイン、スウェーデン

【原著】

JAMA Oncol. 2019;5:187-194. [PubMed:30422243]

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