CheckMate 648(Ann Oncol)
進行または転移性の食道扁平上皮がんと診断され、 PD-L1 TPS1%以上であった人が初めての治療を考える場合、「オプジーボ+化学療法(5-FU+シスプラチン)」治療または「オプジーボ+ヤーボイ」治療を選択することで「化学療法」を選択した場合を上回る5年生存率が期待できる。
5年フォローアップ(最低60.7ヵ月の追跡)により、進行食道扁平上皮がんの一次治療において、「オプジーボ+化学療法」および「オプジーボ+ヤーボイ」の双方が、化学療法単独と比較して一貫して長期的な生存ベネフィットをもたらし、新規の安全性懸念もないことが示された。これらは、進行食道がんの一次治療における「オプジーボ併用療法」の標準治療としての推奨をさらに強力に裏付けるエビデンスとなった。
特に、化学療法フリーである「オプジーボ+ヤーボイ」併用療法は、5年という極めて長期の追跡においても優れた長期生存維持(PD-L1 ≥ 1%群での5年生存率率 18%)および病勢制御力を維持しているため、有害事象による蓄積毒性を避けたい人や、より長期的な無増悪効果を期待する人にとって、実臨床における確固たる一次治療の選択肢としての有用性を決定づける役割を果たしている。
【発表】
2026年8月10日
【試験名】
CheckMate 648(Phase 3)〔NCT03143153/jRCT2080223543〕
【試験参加国】
日本(秋田大学医学部附属病院、弘前大学医学部附属病院、国立がん研究センター東病院、愛媛県立中央病院、四国がんセンター、九州がんセンター、九州大学病院、福島県立医科大学附属病院、岐阜大学医学部附属病院、群馬県立がんセンター、広島大学病院、北海道大学病院、兵庫県立がんセンター、神戸市立医療センター中央市民病院、神戸大学医学部附属病院、石川県立中央病院、鹿児島大学病院、東海大学医学部付属病院、聖マリアンナ医科大学病院、北里大学病院、横浜市立大学附属病院、北里大学病院、熊本大学病院、京都府立医科大学附属病院、東北大学病院、新潟県立がんセンター新潟病院、川崎医科大学附属病院、岡山大学病院、関西医科大学附属病院、大阪国際がんセンター、近畿大学病院、大阪大学医学部附属病院、大阪医科薬科大学病院、埼玉医科大学国際医療センター、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター、獨協医科大学病院、都立駒込病院、聖路加国際病院、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院、虎の門病院、東邦大学医療センター 大森病院、昭和大学病院、慶應義塾大学病院、東京女子医科大学病院、富山大学附属病院、和歌山県立医科大学附属病院、山口大学医学部附属病院、千葉県がんセンター、千葉大学医学部附属病院、京都大学医学部附属病院、静岡県立総合病院)、米国、アルゼンチン、オーストラリア、オーストリア、ブラジル、カナダ、チリ、中国、コロンビア、チェコ、デンマーク、フランス、香港、イタリア、韓国、メキシコ、ペルー、ポーランド、ポルトガル、ルーマニア、ロシア、シンガポール、スペイン、台湾、トルコ、英国
【原著】
Ann Oncol. 2026 Aug 10. [PubMed: 42575473]
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