【肺がん:一次治療】「オプジーボ+ヤーボイ(12週毎)」vs「オプジーボ+ヤーボイ(6週毎)」

CheckMate 012(Lancet Oncol)                  

初めての「オプジーボ」を含めた免疫療法を考える場合、「ヤーボイ」の併用療法は、管理可能な安全性プロファイルを示し、「ヤーボイ」の投与間隔は12週間に1回がより奏効を期待できる。

試験では、「オプジーボヤーボイ(12週毎)」治療を受けた47%の人で奏効が得られ、「オプジーボヤーボイ(6週毎)」治療を受けた38%の人で奏効が得られた。

グレード3または4の有害事象は、「オプジーボヤーボイ(12週毎)」治療を受けた37%の人が、「オプジーボヤーボイ(6週毎)」治療を受けた33%の人が経験した。

主なグレード3または4の有害事象は、リパーゼ上昇(8% vs 0%)、肺炎(5% vs 3%)、副腎不全(3% vs 5%)、大腸炎(3% vs 5%)。

【発表】

2016年12月5日

【試験名】

CheckMate 012(Phase 1)〔NCT01454102

【試験参加国】

米国、カナダ

【原著】

Lancet Oncol. 2017 ;18:31-41.  [PubMed:27932067]

【さらに詳しく】

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