CheckMate 067(NEJM)
ⅢまたはⅣ期悪性黒色腫と診断された人が初めての治療を考える場合、「オプジーボ+ヤーボイ」治療を選択することで、「ヤーボイ」治療を選択した場合を上回る生存期間が期待できる。
10年生存率は、「オプジーボ+ヤーボイ」併用治療で43%、「オプジーボ」単独治療で37%、「ヤーボイ」単独治療で19%。10年無増悪生存率は、「オプジーボ+ヤーボイ」併用治療で31%、「オプジーボ」単独治療で23%、「ヤーボイ」単独治療で6%。
【発表】
2024年9月15日
【試験名】
CheckMate 067(Phase 3)〔NCT01844505〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、デンマーク、フィンランド、フランス、ドイツ、アイルランド、イスラエル、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ロシア、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
【原著】
N Engl J Med 2024; Sep 15. [PubMed: 39282897]
【さらに詳しく】
- 進行メラノーマに対するオプジーボとヤーボイの併用療法が生存期間を延長〔ケアネット〕
- 進行悪性黒色腫でニボルマブ+イピリムマブによるOS中央値は71.9カ月、3年PFSを得た患者は治癒も望める時代に【ESMO 2024】〔日経メディカル〕
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