【肺がん:術前治療(EFS)】「オプジーボ+ヤーボイ」vs「化学療法」

CheckMate 816(JCO)                       

PD-L1発現腫瘍割合が1%以上の切除可能なIB-ⅢA期の非小細胞肺がんと診断された人が手術の前の治療を考える場合、「オプジーボヤーボイ」併用療法を選択することで、「化学療法」を選択した場合を上回る無イベント生存期間の延長が期待できる。

全集団の結果では、「オプジーボヤーボイ」併用療法を受けた人の無イベント生存期間が54.8ヵ月、「化学療法」を受けた人の20.9ヵ月に比べ、数値的には良好であったが、統計学的な有意差を示さなかった。

【発表】

2025年1月8日

【試験名】

CheckMate 816(Phase 3) 〔NCT02998528/jRCT2080223597

【試験参加国】

日本(日本医科大学付属病院、愛知県がんセンター、国立がん研究センター東病院、産業医科大学病院、福島県立医科大学附属病院、広島大学病院、北海道がんセンター、神戸市立医療センター中央市民病院、神奈川県立がんセンター、仙台厚生病院、近畿大学病院、大阪国際がんセンター、近畿中央呼吸器センター、静岡がんセンター、順天堂大学医学部附属順天堂医院、東京医科大学病院)、米国、アルゼンチン、ブラジル、カナダ、中国、フランス、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、韓国、ルーマニア、スペイン、台湾、トルコ

【原著】

J Clin Oncol. 2025 Jan 8. [PubMed: 39778121]

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