Ⅲ期局所進行非小細胞肺がんと診断された人が化学放射線療法を考える場合、「同時追加照射+化学療法」を選択することで「通常照射+化学療法」を選択した場合を上回る無増悪生存期間、生存期間が期待できる。
同時追加照射を用いることで、有効性が向上するだけでなく、脳転移およびその他の遠隔転移のリスクが有意に低下した。さらに、照射される肺の線量が低く抑えられたため、放射線関連肺臓炎の発生率も有意に低下した(p=0.015)。この結果から、同時追加照射戦略は根治的同時化学放射線療法の適応となⅢ期局所進行非小細胞肺がんの生存転帰を改善するための有望かつ実行可能なアプローチであり、今後のより大規模な前向き試験での検証が強く支持される。
【発表】
2026年7月1日
【試験名】
Phase 2
【試験参加国】
中国
【原著】
Cancer Genet. 2026 :306-307:219-229. [PubMed: 42456525]