【トリプルネガティブ乳がん:一次治療(ORR)】「テビムブラ+アブラキサン+アバスチン」

遠隔転移を有するトリプルネガティブ乳がんと診断された女性30名が初めての治療として「抗PD-1抗体 テビムブラアブラキサンアバスチン」併用療法を受けた結果、73.3%の人が治療に奏効した。

テビムブラアブラキサンアバスチン」併用療法の主な有害事象は、末梢性感覚神経障害(83.3%)​、胃部不快感(70.0%)​、貧血(70.0%)​、白血球減少(66.7%)​、瘙痒(53.3%)​。主な免疫関連有害事象は、甲状腺機能低下症(30.0%)。

【発表】

2025年4月8日

【試験名】

Phase 2

【試験参加国】

中国

【原著】

J Immunother Cancer. 2025 ;13:e011314. [PubMed: 40199609]

 

【今日の標準治療】

【標準治療】トリプルネガティブ転移・再発乳がんの治療
1. 一次治療 PD-L1陽性のトリプルネガティブ乳がんに対して、 「テセントリク+アブラキサン」併用療法 「キイトルーダ+アブラキサン」併用療法 「キイトルーダ+パクリタキセル」併用療法 「キイトルーダ+カルボプラチン+ゲムシタビン」併用療法 が強く推奨されている。 2. 国内 ...