2006年までは年間5レジメンほどしか承認されていなかった。年間15件を超える承認数になったのは2013年以降である。2014年には免疫チェックポイント阻害薬「オプジーボ」が承認され、その後、「キイトルーダ」、「テセントリク」、「イミフィンジ」も承認され、各薬剤とも複数のがんにおいて承認され、さらには切除可能な、より早いStageでの適応を取得している。
2016年以降は年間20件の承認数となったが、最も多く承認されたのは「悪性リンパ腫(慢性リンパ性白血病を含む)」であり、ホジキンリンパ腫を除けば、免疫チェックポイント阻害薬の適応はない。2016年以降に悪性リンパ腫に続き、多くのレジメンが承認されたの「非小細胞肺がん」である。非小細胞肺がんでは免疫チェックポイント阻害薬を含むレジメンに加えて、分子標的薬が適応を取得した。最近では、周術期治療におけるレジメンの承認が増えつつあり、現在、最多のPhase3試験が進行しているのは「非小細胞肺がん」である。
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