
ClarIDHy(Lancet Oncol)
IDH1遺伝子変異陽性の胆道がんと診断され、2ラインまでの治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「IDH1阻害薬 ティブソボ」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
「ティブソボ」治療を受けた人で最も多かったグレード3以上の有害事象は腹水であった(7% vs 7%)。
【発表】
2020年5月13日
【試験名】
ClarIDHy(Phase 3)〔NCT02989857〕
【試験参加国】
米国、フランス、イタリア、韓国、スペイン、英国
【原著】
Lancet Oncol 2020; 21: 796-807. [PubMed: 32416072]
【さらに詳しく】
- ティブソボがIDH1変異を有する胆管がんで無増悪生存期間を延長〔海外がん医療情報リファレンス〕
- IDH1遺伝子変異陽性の進行胆管癌でIDH1阻害薬ivosidenibがPFSを有意に延長、OSも延長の傾向【ESMO2019】〔日経メディカル〕
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