【IDH1陽性胆道がん：二次治療（OS）】「ティブソボ」vs「経過観察」

2021年9月23日 かんぱち編集長 16.胆道がん 0

ClarIDHy（JAMA Oncol）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

IDH1遺伝子変異陽性の胆道がんと診断され、2ラインまでの治療を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「IDH1阻害薬 ティブソボ」治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。

試験ではプラセボが投与された61名中43名が病勢進行後に「ティブソボ」を服用した。試験を通じて「ティブソボ」を一切服用しなかった人の生存期間は5.1カ月であり、「ティブソボ」治療を行うことで死亡リスクを51％軽減できる。

【発表】

2021年9月23日

【試験名】

ClarIDHy（Phase 3）〔NCT02989857〕

【試験参加国】

米国、フランス、イタリア、韓国、スペイン、英国

【原著】

JAMA Oncol. 2021 ;7:1669-1677.　[PubMed: 34554208]

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