【慢性リンパ性白血病:一次治療(5年OS)】「イムブルビカ」vs「経過観察」

CLL12(JCO)                           

無症状、高リスクのBinet病期分類A慢性リンパ性白血病と診断された人が初めての治療を考える場合、「イムブルビカ」治療を選択しても、無イベント生存期間の延長は期待できるが、5年生存率の向上は期待しにくい。

本試験の結果などに基づき、無症状で活動性の病態がないBinet病期分類A~B、Rai病期分類0~ⅡのCLLには治療を開始しせず経過観察を行うことが推奨されている。

【発表】

2024年11月27日

【試験名】

CLL12(Phase 3)〔NCT02863718

【試験参加国】

ドイツ

【原著】

J Clin Oncol. 2024 Nov 27. [PubMed: 39602678]