CodeBreaK100(NEJM)
KRAS p.G12C変異陽性非小細胞肺がんと診断され、1〜3ラインの前治療歴がある126名ががKRASG12C阻害薬「ルマケラス」治療を受けることによって37.1%の人が治療に奏効した。生存期間は12.5ヵ月であった。
グレード3、4の治療関連有害事象を経験した人は「ルマケラス」治療を受けた人のそれぞれ19.8%、0.8%であった。
【発表】
2021年6月4日
【試験名】
CodeBreaK100(Phase 2)〔NCT03600883〕
【原著】
N Engl J Med. 2021 ;384:2371-2381. [PubMed: 34096690]
【こちらの図鑑も合わせて見る】
【さらに詳しく】
- KRAS p.G12C 変異陽性肺癌に対するルマケラス〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 非小細胞肺がんに対するKRAS G12C阻害薬sotorasib第II相試験の追跡結果(CodeBreaK100)/ASCO2021〔ケアネット〕
- 分子標的薬ルマケラスがKRAS G12C変異肺がんの生存期間を延長〔海外がん医療情報リファレンス〕
- 既治療KRAS G12C変異陽性NSCLCへのsotorasibの効果はサブグループでも確認、同時発生変異で効果が変わる可能性も【ASCO 2021】〔日経メディカル〕
- 進行NSCLCへのsotorasib、OSも良好 CodeBreaK 100試験第Ⅱ相パート〔Medical Tribune〕