
CodeBreak 300
KRAS G12C変異陽性の転移性大腸がんと診断され、何らかの治療を受けた人が次の治療を考える場合、「ベクティビックス+ルマケラス」治療を選択することで、「ロンサーフ(またはスチバーガ)」を選択した場合を上回る無増悪生存期間が延長されるかについて、現在、検証が進められている。
【試験開始日】
2022年4月19日
【試験終了予定日】
2025年3月12日
【試験名】
CodeBreak 300(Phase 3)〔NCT05198934/jRCT2011210078〕
【試験参加国】
日本(愛知医科大学病院、千葉県がんセンター、国立がん研究センター東病院、四国がんセンター、九州がんセンター、北海道大学病院、兵庫県立がんセンター、聖マリアンナ医科大学病院、神奈川県立がんセンター、大阪医療センター、大阪大学医学部附属病院、埼玉県立がんセンター、静岡がんセンター、国立がん研究センター中央病院、がん研有明病院)、米国、オーストラリア、フランス、ドイツ、ギリシャ、イタリア、韓国、メキシコ、スペイン、台湾、英国
【現在の治療選択肢】

【大腸がん:三次治療(OS)】「ロンサーフ+アバスチン」vs「ロンサーフ」
SUNLIGHT(NEJM) 転移性大腸がんと診断され、フルオロピリミジン、イリノテカン、オキサリプラチン、抗VEGF抗体、抗EGFR抗体(RAS野生型の場合)を含む2ライン以下の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「 ...

【大腸がん:三次治療(OS)】「ロンサーフ+支持療法」vs「支持療法」
RECOURSE(NEJM) 遠隔転移を有する大腸がんと診断され、2ライン以上の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「支持療法」に「ロンサーフ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。 グレード3以上の ...

【大腸がん:三次治療(OS)】「スチバーガ」vs「プラセボ」
CORRECT(Lancet) 遠隔転移を有する大腸がんと診断され、2ライン以上の化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「支持療法」に「スチバーガ」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。 奏効率は「スチ ...