トリプルネガティブの人の一次治療として「MEK阻害薬 コビメチニブ+テセントリク」に「パクリタキセル」を併用した場合の奏効率は34.4%、「アブラキサン」を併用した場合の奏効率は29.0%であった。ただ、奏効期間は「アブラキサン」を併用した場合の方が11.0ヵ月と長かった(vs 5.8ヵ月)。
「コビメチニブ+テセントリク+アブラキサン」治療の奏効率は、IMpassion130試験における「テセントリク+アブラキサン」治療の奏効率56.0%を超えるものではなかった。
【発表】
2021年2月1日
【試験名】
COLET(Phase 2)〔NCT02322814〕
【原著】
Ann Oncol. 2021 ;32:652-660. [PubMed: 33539944]
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