【標準治療】大腸がんの二次治療(OXレジメン不応・不耐例)

1. オキサリプラチンを含むレジメンに不応・不耐となった転移性大腸がんの二次治療

オキサリプラチンを含むレジメンに不応・不耐となった切除不能進行・再発大腸がんに対して、「FOLFIRIアバスチン」、「カペシタビンイリノテカンアバスチン」、「FOLFIRIサイラムザ」、「FOLFIRIザルトラップ」、「S-1+イリノテカンアバスチン」、「イリノテカンアバスチン」が選択可能である。

【大腸がん:二次治療(OS)】「アバスチン+化学療法」vs「化学療法」
ML18147(Lancet Oncol)                      転移性大腸がんと診断され、「アバスチンを含む標準的な化学療法」加療後に病勢が進行した人が、次の治療として「別の化学療法」を考える場合、 「アバスチン」の継続を選択することで無増悪生存期間、生存期 ...
【レジメン図鑑】FOLFIRI+サイラムザ(大腸がん)
「FOLFIRI+サイラムザ」治療は、「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」に対して、2016年5月23日に承認された治療レジメン。切除不能進行・再発大腸がんにおいてオキサリプラチンを含むレジメンに不応・不耐となった場合の二次治療以降において推奨されているレジメンの1つ。 ...
【大腸がん:二次治療(PFS、OS)】「ザルトラップ+FOLFIRI」vs「FOLFIRI」
VELOUR(JCO)                           遠隔転移を有する大腸がんと診断され、オキサリプラチンを含む化学療法中に病勢が進行した人が次の治療を考える場合、「FOLFIRI」治療に「ザルトラップ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待でき ...
【大腸がん:二次治療(OS)】「CAPIRI+アバスチン」vs「FOLFIRI+アバスチン」
AXEPT(Lancet Oncol)                       転移性大腸がんと診断され、一次治療が不応・不耐となった人が、次の治療を考える場合、 「CAPIRI(カペシタビン+イリノテカン)±アバスチン」治療を選択しても「FOLFIRI±アバスチン」治療を選 ...
【大腸がん:二次治療(PFS)】「S-1+イリノテカン」vs「FOLFIRI」
FIRIS(Lancet Oncol)                        一次治療を受けたことがある結腸直腸がんの人は、「S-1+イリノテカン(IRIS)」レジメンを選択しても「FOLFIRI」レジメンに劣らない無増悪生存期間が期待できる。試験では「IRIS」レジメン ...

 

RAS野生型において抗EGFR抗体未治療で、オキサリプラチン、イリノテカンを含むレジメンに不応・不耐となった場合の三次治療

【標準治療】RAS野生型大腸がんの三次治療
イリノテカン、オキサリプラチンを含むレジメンに不応・不耐となった切除不能進行・再発大腸がんに対して、「ベクティビックス+イリノテカン」併用療法、「アービタックス+イリノテカン」併用療法、「ベクティビックス」単剤治療、「アービタックス」単剤治療が選択可能である。 オキサリプラチン、 ...

 

オキサリプラチン、イリノテカンを含むレジメンに不応・不耐となった転移性大腸がんの三次治療

【標準治療】大腸がんの三次治療
イリノテカン、オキサリプラチンを含むレジメンに不応・不耐となった切除不能進行・再発大腸がんに対して、「ロンサーフ+アバスチン」併用療法、「ロンサーフ」単剤治療、「スチバーガ」単剤治療が選択可能である。 1.  ロンサーフ+アバスチン併用療法 2. ロンサーフ単剤治療 3. スチバ ...