【EGFR陽性肺がん:二次治療(PFS)】「アンロチニブ+EGFR-TKI」

CTONG-1803/ALTER-L001(Cancer Commun)                   

EGFR遺伝子変異陽性の非小細胞肺がんと診断され、EGFR-TKI治療を受けたことがあるた120名が「アンロチニブ+EGFR-TKI」治療を受けた結果、9.1ヵ月増悪なく生存できた。

【発表】

2025年1月5日

【試験】

CTONG-1803/ALTER-L001(Phase 2)〔NCT04007835

【試験実施国】

中国

【原著】

J Hematol Oncol. 2025 ;18:3. [PubMed: 39757186]

 

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