【尿路上皮がん:一次治療(OS)】「イミフィンジ+イジュド」vs「化学療法」

DANUBE(Lancet Oncol)                     

手術ができない人が初めての治療を考える場合、「イミフィンジイジュド」治療を選択しても化学療法(シスプラチンゲムシタビンカルボプラチンゲムシタビン)を選択した場合に比べて、生存期間の延長は期待しにくい。

また、PD-L1高発現(25%以上)の人が「イミフィンジ」単剤治療を選択しても化学療法を選択した場合に比べて、生存期間の延長は期待しにくい。

グレード3または4の治療関連有害事象を経験したのは、「イミフィンジ」単剤治療を受けた人の14%、「イミフィンジイジュド」治療を受けた人の27%、化学療法を受けた60%であった。

【発表】

2020年9月21日

【試験名】

DANUBE(Phase 3)〔NCT02516241

【原著】

Lancet Oncol. 2020 ;21:1574-1588.  [PubMed: 32971005]

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