DESTINY-Breast12（Nat Med）
HER2陽性乳がんと診断され、脳転移が確認され、何らかの治療を受けたことがある女性263名が「エンハーツ」治療を受けた結果、71.7％が脳転移巣への治療が奏効し、90.3％以上が1年以上生存できた。無増悪生存期間は、17.3ヵ月。
【発表】
2024年9月13日
【試験名】
DESTINY-Breast12（Phase 3b/4）〔NCT04739761/jRCT2031210182〕
【試験参加国】
日本（東海大学医学部付属病院、聖マリアンナ医科大学病院、北海道がんセンター、昭和大学病院、神奈川県立がんセンター）、米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、デンマーク、フィンランド、ドイツ、アイルランド、イタリア、オランダ、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スウェーデン、スイス、英国
【原著】
Nat Med. 2024 Sep 13. [PubMed: 39271844]
【さらに詳しく】
- 乳がん脳転移例へのT-DXd、安定/活動性によらず良好な結果（DESTINY-Breast12）／ESMO2024〔ケアネット〕
- HER2陽性の既治療の転移を有する乳癌の脳転移へのトラスツズマブ デルクステカンの有効性が明確に【ESMO 2024】〔日経メディカル〕
【今日の標準治療】
1. 二次治療 「ハーセプチン＋パージェタ＋ドセタキセル」併用療法加療後に病勢が進行した、HER2陽性転移・再発乳がんに対する二次治療として、「エンハーツ」治療が強く推奨されている。 「エンハーツ」治療を受けたことがないHER2陽性転移・再発乳がんにおける三次治療 2. 国内で現 ...
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