遠隔転移を有する大腸がんと診断され、一次治療として「FOLFOX+アバスチン」加療後に病勢の進行が認められた人が次の治療を考える場合、「FOLFIRI+ディルパシマブ」治療を選択しても「FOLFIRI+アバスチン」治療を上回る無増悪生存期間は期待しにくい。「FOLFIRI+ディルパシマブ」治療を受けた人の5.6%が治療に奏効し、「FOLFIRI+アバスチン」治療を受けた人では14.7%が治療に奏効した。
【発表】
2022年8月3日
【試験】
Phase 2〔NCT03368859〕
【試験参加国】
米国、ベルギー、カナダ、韓国、スペイン、台湾
【原著】
Future Oncol. 2022 Aug 3. [PubMed: 35920133]