【尿路上皮がん:一次治療(OS)】「ゲムシタビン+プラチナ製剤(3サイクル)」vs「ゲムシタビン+プラチナ製剤(6サイクル)」

DISCUS(Ann Oncol)                       

進行または転移性尿路上皮がんと診断された人が初めての治療として「ゲムシタビンシスプラチン(またはカルボプラチン)」治療を考える場合、3サイクル治療を選択しても、6サイクル治療を選択した場合を上回る生存期間は期待しにくい。

3サイクル治療は有意にQOLが良好で、有害事象も少なかったが、生存期間は同等で非劣性を示せなかった。したがって、治療負担軽減という点で有用だが、有効性は今後の検証が必要。

【発表】

2025年10月17日

【試験名】

DISCUS(Phase 2)〔NCT06892860

【試験参加国】

フランス、スペイン、英国

【原著】

Ann Oncol. 2025 Oct 17.  [PubMed: 41110700]