転移性小細胞肺がんと診断された人が一次治療加療後に病勢が進行した次の治療を考える場合、「イリノテカン」治療に「抗GD2抗体 ジヌキシマブ」の上乗せを選択しても生存期間の延長は期待しにくい。
「ジヌキシマブ+イリノテカン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症、貧血、下痢、無力症であった。
【発表】
2022年3月4日
【試験名】
DISTINCT(Phase 3)〔NCT03098030〕
【原著】
Lung Cancer. 2022 ;166:135-142. [PubMed: 35278766]