多発性骨髄腫のために入院した人はどのような治療が行われていたのだろうか。2020年度の中央社会保険医療協議会(厚生労働省)「DPC導入の影響評価に関する調査(化学療法のレジメン)」よりまとめてみた。
1位 ダラザレックス+レブラミド+デキサメタゾン 患者数:1,364名(7.9%) 平均入院日数:17.1日
参考図鑑
- 【多発性骨髄腫:一次治療(30ヵ月PFS)】「ダラザレックス+レブラミド+デキサメタゾン」vs「レブラミド+デキサメタゾン」《MAIA試験(Phase 3)》
- 【多発性骨髄腫:二次治療(1年PFS)】「ダラザレックス+レブラミド+デキサメタゾン」vs「レブラミド+デキサメタゾン」《POLLUX試験(Phase 3)》
2位 ベルケイド+デキサメタゾン 患者数:1,227名(7.1%) 平均入院日数:25.1日
参考図鑑
3位 ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン 患者数:1,042名(6.0%) 平均入院日数:26.7日
参考図鑑
- 【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」vs「レブラミド+デキサメタゾン」《SWOG S0777試験(Phase 3)》
- 【多発性骨髄腫:一次治療】「自家造血幹細胞移植」vs「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」《IFM 2009試験(Phase 3)》
- 【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「自家造血幹細胞移植」vs「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」《DETERMINATION試験(Phase 3)》
4位 ダラザレックス+レブラミド 患者数:956名(5.5%) 平均入院日数:18.1日
5位 カイプロリス+デキサメタゾン 患者数:749名(4.3%) 平均入院日数:19.8日
参考図鑑
6位 ダラザレックス+ベルケイド+デキサメタゾン 患者数:681名(3.9%) 平均入院日数:20.3日
参考図鑑
7位 レブラミド+デキサメタゾン 患者数:662名(3.8%) 平均入院日数:25.2日
参考図鑑
8位 カイプロリス 患者数:612名(3.5%) 平均入院日数:20.0日
参考図鑑
9位 ベルケイド 患者数:580名(3.4%) 平均入院日数:22.6日
参考図鑑
- 【多発性骨髄腫:二次治療(TTP、1年OS)】「ベルケイド」vs「高用量デキサメタゾン」《APEX試験(Phase 3)》
- 【大腸がん:一次治療】「アバスチン+5-FU+ロイコボリン」vs「5-FU+ロイコボリン」《メタアナリシス》
10位 エムプリシティ+ポマリスト+デキサメタゾン 患者数:461名(2.7%) 平均入院日数:20.7日
参考図鑑
- 【多発性骨髄腫:三次治療(PFS)】「エムプリシティ+ポマリスト+デキサメタゾン」vs「ポマリスト+デキサメタゾン」《ELOQUENT-3(Phase 3)》
- 【大腸がん:一次治療】「CAPOX+アバスチン」vs「FOLFOX+アバスチン」《NO16966(Phase 3)》
11位 ダラザレックス+ベルケイド 患者数:448名(2.6%) 平均入院日数:19.0日
12位 サークリサ+ポマリスト 患者数:368名(2.1%) 平均入院日数:16.6日
13位 サークリサ+ポマリスト+デキサメタゾン 患者数:313名(1.8%) 平均入院日数:19.2日
参考図鑑
14位 ダラザレックス+ベルケイド+メルファラン 患者数:292名(1.7%) 平均入院日数:24.6日
15位 レブラミド 患者数:270名(1.6%) 平均入院日数:22.3日
参考図鑑
- 【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「自家造血幹細胞移植」vs「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」《DETERMINATION試験(Phase 3)》
- 【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「自家造血幹細胞移植」vs「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」《IFM 2009試験(Phase 3)》
16位 エムプリシティ+ポマリスト 患者数:248名(1.4%) 平均入院日数:20.9日
17位 ダラザレックス 患者数:236名(1.4%) 平均入院日数:7.0日
18位 ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン+ランマーク 患者数:232名(1.3%) 平均入院日数:33.8日
19位 ポマリスト+デキサメタゾン 患者数:219名(1.3%) 平均入院日数:24.0日
参考図鑑
20位 ニンラーロ+レブラミド+デキサメタゾン 患者数:218名(1.3%) 平均入院日数:26.1日
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