DUBLIN-3(Lancet Respir Med)
EGFR遺伝子変異野生型の非小細胞肺がんと診断され、プラチナ製剤併用療法中に増悪した人が次の治療を考える場合、「ドセタキセル」治療に「プリナブリン」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。
「ドセタキセル+プリナブリン」治療は、「ドセタキセル」単剤治療に比べ、グレード3または4の胃腸障害が多く発現する。主な胃腸障害として、下痢(9% vs 1%)、嘔吐(2% vs 1%未満)。その他、グレード3の一過性の高血圧(18% vs 3%)も多くなる。両治療とも4%が治療によって死に至った。
【発表】
2024年9月6日
【試験名】
DUBLIN-3(Phase 3)〔NCT02504489〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、中国
【原著】
Lancet Respir Med. 2024 Sep 6. [PubMed: 39265599]
【さらに詳しく】
- 非小細胞肺がん2次治療に現れた新規作用薬plinabulin(DABLIN-3)/ESMO2021〔ケアネット〕
- 進行非小細胞肺癌の2次/3次治療でplinabulinとドセタキセルの併用は全生存期間を有意に延長、中国中心の試験【ESMO 2021】〔日経メディカル〕
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