【BRAF陽性肺がん:一次治療(ORR)】「タフィンラー+メキニスト」

E2201(Lancet Oncol)                       

BRAFV600E遺伝子変異陽性の転移性非小細胞肺がんと診断された36名が初めての治療として「タフィンラーメキニスト」併用療法を受けた結果、64%が治療に奏効し、10.4ヵ月治療が持続した。

グレード3または4の主な有害事象は、発熱(11%)、ALT上昇(11%)、高血圧(11%)、嘔吐(8%)。

本試験の結果に基づき、2017年6月22日、米国では、BRAFV600E遺伝子変異を有する転移非小細胞肺がん患者への「タフィンラーおよびメキニスト」の併用療法が承認された。日本では、2016年12月5日に承認申請され、2018年3月23日に「BRAF遺伝子変異を有する非小細胞肺がん」の治療薬として承認された。

日本人では非小細胞肺がんの約1%がBRAFV600E 遺伝子変異陽性と推定されている。

【発表】

2017年9月11日

【試験】

E2201(Phase2)〔NCT01336634

【原著】

Lancet Oncol. 2017; 18:1307-16. [PubMed: 28919011]

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【トライアル図鑑】E2201(BRAF陽性肺がん)
【試験名】 E2201(Phase 2)〔NCT01336634/jRCT2080222356〕 【試験開始日】 2011年8月5日 【試験終了予定日】 2015年10月1日 【試験参加国】 日本、米国、フランス、ドイツ、イタリア、韓国、オランダ、ノルウェー、スペイン、台湾、英国 ...
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