【大腸がん:二次治療(PFS)】「FOLFIRI+アバスチン(10mg/kg)」vs「FOLFIRI+アバスチン(5mg/kg)」

EAGLE(Ann Oncol)                       

転移性大腸がんと診断され、一次治療において「オキサリプラチン」および「アバスチン」を含む治療を受けた人が次の治療として「FOLFIRIアバスチン」治療を考える場合、「アバスチンの倍量投与」を選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

試験では「FOLFIRIアバスチン 10mg/kg」治療を受けた人の半数は6.4ヵ月以上、「FOLFIRIアバスチン 5mg/kg」治療を受けた人の半数も6.1ヵ月以上、増悪なく生存しており、治療間に差はなかった。

【発表】

2015年4月23日

【試験名】

EAGLE(Phase 3)〔UMIN000002557

【試験参加国】

日本

【原著】

Ann Oncol. 2015;26:1427-33. [PubMed:25908603]