EAST-LC(Ann Oncol)
進行非小細胞肺がんと診断され、1ライン以上のプラチナ製剤を含む化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「S-1」単剤治療を選択することで「ドセタキセル」単剤治療を選択した場合に劣らない生存期間が期待できる。
「S-1」単剤治療の主な有害事象は、食欲減退、悪心、下痢。「ドセタキセル」単剤治療の主な有害事象は、好中球減少症、白血球減少、脱毛症。
【発表】
2017年9月29日
【試験】
EAST-LC(Phase 3)〔jRCT1080221121〕
【試験参加国】
日本、中国、香港、シンガポール、台湾
【原著】
Ann Oncol. 2017;28:2698-2706. [PubMed: 29045553]
【さらに詳しく】
- 治療歴があるNSCLC患者のOSでS-1がドセタキセルに非劣性を示す―EAST-LC試験【ESMO2016】〔日経メディカル〕
- NSCLC2次治療のS-1、ドセタキセルに非劣性:肺癌学会〔ケアネット〕
- 非小細胞肺がん二次以降の標準治療にS-1〔Medical Tribune〕
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