【乳がん：術後治療】「逐次投与(2週毎)」vs「同時投与(3週毎)」

2019年2月8日 すしほーる └　1.周術期治療 0

手術後にアントラサイクリン系抗がん剤とタキサン系抗がん剤による術後補助化学療法を考える場合、「2週毎の逐次投与」の選択は「3週毎の同時投与」を選択した場合に比べ、10年再発率、10年乳がん死率の低下が期待できる。

アントラサイクリン系抗がん剤とタキサン系抗がん剤の「逐次投与(2週毎)」と「同時投与(3週毎)」を無作為化比較した下記の6つの試験のメタ解析の結果。

  1. AGO　J Clin Oncol. 2009 ;27:2938-45.　[PubMed: 19364964]
  2. ETC　J Clin Oncol. 2010 ;28:2874-80.　[PubMed: 20458045]
  3. HE10/00　Ann Oncol. 2008 ;19:853-60.　[PubMed: 18042835]
    Breast Cancer Res Treat. 2012 ;132:609-19.　[PubMed: 22187126]
  4. AEROB-03　Ann Oncol. 2007 ;18:52-7.　[PubMed: 17047001]
  5. SBG2004-1　Acta Oncol. 2011 ;50:35-41.　[PubMed: 21174610]
    Breast Cancer Res Treat. 2018;168:349-355.　[PubMed: 29190004]
  6. NSABP-B38　J Clin Oncol. 2013 ;31:3197-204.　[PubMed: 23940225]

【発表】

2019年2月8日

【分析グループ名】

EBCTCG

【原著】

Lancet. 2019;393:1440-1452.　[PubMed: 30739743]

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