切除不能な胃・胃食道接合部がんと診断され、化学療法を受けたことがある人が次の治療を考える場合、「パクリタキセル」治療への「サイラムザ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長は期待できるが、生存期間の延長は期待しにくい。
「サイラムザ+パクリタキセル」治療の主たるグレード3以上の治療関連有害事象は、好中球数減少(54% vs 39%)、白血球数減少(43% vs 29%)、貧血(16% vs 17%)、高血圧(7% vs 6%)、発熱性好中球減少症(6% vs 1%未満)である。
【発表】
2021年10月6日
【試験名】
RAINBOW-Asia(Phase 3)〔NCT02898077〕
【試験参加国】
中国、マレーシア、フィリピン、タイ
【原著】
Lancet Gastroenterol Hepatol. 2021 Oct 6. [PubMed: 34626550]
【さらに詳しく】