【標準治療】EGFR T790M遺伝子変異陽性非小細胞肺がんの治療

一次治療としてEGFR-TKIを含む治療に耐性または増悪し、EGFR T790M遺伝子変異が確認された場合、「タグリッソ」単剤療法を行うよう強く推奨されている。

タグリッソ単剤治療

【レジメン図鑑】タグリッソ(EGFR陽性肺がん:二次治療)
「タグリッソ」(一般名=オシメルチニブ)は「イレッサ」などの投与で薬剤耐性が生じた非小細胞肺がんの治療薬として開発された第3世代EGFR-TKIである。「AURA試験」の結果に基づいて、2015年7月には、日本肺癌学会と患者団体が早期承認を求める要望書を厚生労働省に提出された。 ...
【トライアル図鑑】AURA3(EGFR陽性肺がん:二次治療)
【試験名】 AURA3(Phase 3)〔NCT02151981/jRCT2080222601〕 【試験開始日】 2014年8月4日 【試験終了予定日】 2016年4月15日 【試験参加国】 日本(兵庫県立がんセンター、順天堂大学医学部附属順天堂医院、九州大学病院、関西医科大学附 ...
【EGFR陽性肺がん:二次治療(PFS)】「タグリッソ+アバスチン」vs「タグリッソ」
EGFR-TKIで進行後にT790M変異陽性が確認された人が次の治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。 「タグリッソ+アバスチン」併用療法の奏効率は、「タグリッソ」単独治療よりも優れていた(68% v ...
【EGFR陽性肺がん:二次治療(PFS)】「タグリッソ+アバスチン」vs「タグリッソ」
EGFR-TKIで進行後T790M変異陽性が確認された人が次の治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択しても無増悪生存期間、生存期間の延長は期待しにくい。 探索的解析の結果、喫煙者に対しては「タグリッソ」治療に「アバスチン」の上乗せを選択することで増悪ま ...
【EGFR陽性肺がん:二次治療(PFS、ORR)】「タグリッソ+化学療法」vs「タグリッソ」
LOGIK1604/NEJ032A/TAKUMI(Eur J Cancer)         EGFR-TKI加療後に増悪を認め、増悪後の腫瘍検体よりT790Mの遺伝子変異を確認された人が次の治療を考える場合、「タグリッソ」治療に「カルボプラチン+ペメトレキセド」の上乗せを選択し ...