【大腸がん:二次治療(PFS)】「マグロリマブ+FOLFIRI+アバスチン」vs「FOLFIRI+アバスチン」

ELEVATE CRC(ESMO Gastrointest Oncol)            

既治療の転移性大腸癌に対し、標準治療(FOLFIRIアバスチン)への抗CD47抗体マグロリマブ上乗せ効果を評価したPhase 2試験である。結果として、マグロリマブの追加は無増悪生存期間を改善せず、グレード3以上の有害事象発生率を増加させた(72.7% vs 52.4%)。他疾患での開発中止に伴い試験は早期終了となり、本治療の有用性は示されなかった。

切除不能な進行・転移性大腸がんと診断され、フッ化ピリミジン製剤、オキサリプラチンを含む化学療法開始後に進行した人が次の治療を考える場合、「FOLFIRIアバスチン」治療に「マグロリマブ」の上乗せを選択しても無増悪生存期間の延長は期待しにくい。

【発表】

2026年4月17日

【試験】

ELEVATE CRC(Phase 2)〔NCT05330429

【試験参加国】

米国、オーストラリア、ベルギー、カナダ、フランス、ドイツ、香港、イタリア、スペイン

【原著】

ESMO Gastrointest Oncol. 2026 12:100324. [PubMed: 42022129]

 

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