ELEVATE TN(Lancet)
慢性リンパ性白血病と診断された人が初めての治療を考える場合、「カルケンス+ガザイバ」治療または「カルケンス」単剤治療を選択することで、無増悪生存期間の延長が期待できる。
「カルケンス+ガザイバ」治療のグレード3以上の主な有害事象は好中球減少症(30%)。「カルケンス」単剤治療を受けた人では9%の発現率。「クロラムブシル+ガザイバ」治療を受けた人では41%が経験した。
「カルケンス+ガザイバ」治療を受けた人における注射部位反応(全グレード)は、「クロラムブシル+ガザイバ」治療を受けた人より少なかった(13% vs 40%)。
グレード3以上の感染症は、「カルケンス+ガザイバ」治療を受けた21%の人が経験し、「カルケンス」単剤治療を受けた人では14%が経験し、「クロラムブシル+ガザイバ」治療を受けた人では8%が経験した。
本試験および国内第Ⅰ相試験の結果に基づいて、2022年3月4日、「カルケンス」の「慢性リンパ性白血病(小リンパ球性
【発表】
2020年4月18日
【試験名】
ELEVATE TN(Phase 3)〔NCT02475681〕
【原著】
Lancet 2020;395:1278-1291. [PubMed: 32305093]
【さらに詳しく】