ELOQUENT-3(NEJM)
多発性骨髄腫と診断され、レブラミドおよびプロテアソーム阻害薬が不応となった人が次の治療を考える場合、「ポマリスト+デキサメタゾン」治療に「エムプリシティ」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「エムプリシティ+ポマリスト+デキサメタゾン」治療の主なグレード3または4の有害事象は、好中球減少症(13% vs 27%)、貧血(10% vs 20%)、高血糖(8% vs 7%)。
【発表】
2018年11月8日
【試験名】
ELOQUENT-3(Phase 2)〔NCT02654132〕
【試験参加国】
米国、オーストラリア、カナダ、フランス、ドイツ、ギリシア、イタリア、日本、オランダ、ポーランド、スペイン
【原著】
N Engl J Med 2018; 379:1811-1822. [PubMed: 30403938]
【さらに詳しく】
- 多発性骨髄腫に対するエロツズマブとポマリドミドおよびデキサメタゾンの併用〔NEJM日本語アブストラクト〕
- 再発・難治性多発性骨髄腫へのEPd療法は有意に無増悪生存期間を延長〔日経メディカル〕
- 「エムプリシティ」含む3剤併用でPFS改善 RRMM患者対象、米BMSのP2試験〔日刊薬業〕
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