【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「カイプロリス+レブラミド+デキサメタゾン」vs「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」

ENDURANCE(Lancet Oncol)                   

自家造血幹細胞移植の適応でない人が初めての治療を考える場合、「カイプロリスレブラミドデキサメタゾン」治療を選択しても「ベルケイドレブラミドデキサメタゾン」治療を選択した場合を上回る無増悪生存期間を期待しにくい。

主なグレード3または4の血液毒性を除く治療関連有害事象は、高血糖、下痢、末梢神経障害、倦怠感、呼吸困難、血栓塞栓性イベントであった。試験ではそれぞれの有害事象を「カイプロリスレブラミドデキサメタゾン」治療を受けた人の4%(vs 6%)、5%(vs 3%)、8%(vs <1%)、2%(vs 7%)、2%(vs 5%)の人が経験した。

【発表】

2020年8月28日

【試験名】

ENDURANCE(Phase 3)〔NCT01863550

【試験参加国】

米国

【原著】

Lancet Oncol. 2020 ;21:1317-1330.  [PubMed: 32866432]

【さらに詳しく】

【こちらの図鑑も合わせて見る】

【多発性骨髄腫:維持療法(7年OS)】「レブラミド(無期限)」vs「レブラミド(2年投与)」
ENDURANCE(NEJM)                       自家造血幹細胞移植の適応でない多発性骨髄腫と診断され、「ベルケイド(またはカイプロリス)+レブラミド+デキサメタゾン」の初回治療後に「レブラミドによる維持療法」の治療期間を考える場合、2年間を選択しても無 ...
【多発性骨髄腫:一次治療(PFS)】「カイプロリス+レブラミド+デキサメタゾン」vs「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」
ENDURANCE(Lancet Oncol)                    自家造血幹細胞移植の適応でない人が初めての治療を考える場合、「カイプロリス+レブラミド+デキサメタゾン」治療を選択しても「ベルケイド+レブラミド+デキサメタゾン」治療を選択した場合を上回る無増悪 ...

 

今日の標準治療

【標準治療】多発性骨髄腫
移植非適応の多発性骨髄腫の一次治療 多発性骨髄腫の治療は、近年、大きく進歩した。ここでは無作為化比較試験の結果を中心に紹介している。上段の横棒グラフは現在の標準治療の無増悪生存期間であり、下段はかつての標準治療のものである。 2014年には「レブラミド+デキサメタゾン(Rd)」治 ...