【骨髄異形成症候群:一次治療(OS)】「マグロリマブ+ビダーザ」vs「ビダーザ」

ENHANCE(JCO)                         

中〜超高リスクの骨髄異形成症候群と診断された人が初めての治療を考える場合、「ビダーザ」治療に「抗CD47抗体 マグロリマブ」の上乗せを選択しても、生存期間の延長は期待しにくい。

本試験により、高リスク骨髄異形成症候群に対する「マグロリマブビダーザ」併用療法の臨床的ベネフィットは否定された。この結果は、高リスク骨髄異形成症候群の予後改善に向けた新たな治療戦略の開発が依然として大きなアンメットニーズであることを浮き彫りとなった。また、今後の臨床試験においては、TP53変異等の個別の状態を考慮した研究デザイン、MRD評価の組み込み、毒性・死亡に関する早期中止ルールの設定が重要であることが示唆される。

【発表】

2026年7月13日

【試験名】

ENHANCE(Phase 3)〔NCT04313881

【試験参加国】

米国、オーストラリア、オーストリア、ベルギー、カナダ、チェコ、フィンランド、フランス、ドイツ、香港、ハンガリー、イタリア、オランダ、ニュージーランド、ノルウェー、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スイス、トルコ、英国

【原著】

J Clin Oncol. 2026 Jul 13. [PubMed: 42441929]