EORTC 22922/10925 (NEJM)
早期乳がんの女性が手術後の治療を考える場合、「全乳房照射(または胸壁照射)」に「領域リンパ節照射」の上乗せを選択しても10年生存率の向上は期待にしくいが、10年無病生存率の向上は期待できる。乳がん死亡率は「領域リンパ節照射」を上乗せすることで 14.4%に低下した。
本試験の結果は、腋窩リンパ節転移がある、あるいは腫瘍が内側または中央にある早期乳がんに対して、内胸および内側鎖骨上リンパ節への照射を追加することが、重篤な晩期毒性(心毒性など)を増やすことなく乳がんの再発や転移を防ぎ、乳がんによる死亡を減らすための有効な治療選択肢であることを強く支持するエビデンスとなった。
【発表】
2015年7月23日
【試験名】
EORTC 22922/10925 (Phase 3)〔NCT00002851〕
【試験参加国】
ベルギー、ボスニア・ヘルツェゴビナ、チリ、フランス、ドイツ、イスラエル、イタリア、オランダ、ポーランド、ポルトガル、スペイン、スイス、トルコ、英国
【原著】
N Engl J Med. 2015 ;373:317-27. [PubMed:26200978]
【さらに詳しく】
【こちらの図鑑も合わせて見る】


