ESOPEC(JCO)
局所進行食道腺がんと診断された人が術前治療を考える場合、「5-FU +ロイコボリン+オキサリプラチン+ドセタキセル(FLOT)」治療を選択することで「カルボプラチン+パクリタキセル+放射線療法」を選択した場合を上回る3年無再発生存率が期待できる。局所再発については両治療間に差はなく、遠隔再発はFLOT治療が「カルボプラチン+パクリタキセル+放射線療法」治療より有意に少なく、FLOT治療の再発抑制効果は主に遠隔再発抑制によるものと考えられる。
【発表】
2025年7月9日
【試験名】
ESOPEC(Phase 3)〔NCT02509286〕
【試験参加国】
ドイツ
【原著】
J Clin Oncol. 2025 Jul 9. [PubMed:40632972]
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