1. 二次治療(タキサン製剤未治療の場合)
切除不能進行・再発食道がんに対する二次治療として、「パクリタキセル」単剤治療を行うことが弱く推奨されている。
現在、一次治療の標準治療は「キイトルーダ+5-FU+シスプラチン」治療、「オプジーボ+5-FU+シスプラチン」治療、「オプジーボ+ヤーボイ」治療であるが、これら治療中に増悪した場合の二次治療の成績はまだ発表されていない。
2. 二次治療(一次治療として「オプジーボ+ヤーボイ」治療が選択されていた場合)
切除不能進行・再発食道がんに対する一次治療として「オプジーボ+ヤーボイ」治療が選択されていた場合、二次治療として、「5-FU+シスプラチン」併用療法が選択肢の1つである。しかし、「5-FU+シスプラチン」併用療法について、「オプジーボ+ヤーボイ」既治療例を含む二次治療の成績は発表されていない。