プラチナ製剤を含む化学療法および抗PD-1/PD-L1抗体治療を受けたことがある人が「パドセブ」治療を受けた結果、奏効率44%、奏効期間7.6ヵ月、無増悪生存期間5.8ヵ月、生存期間が11.7ヵ月であった。
主な治療関連有害事象は、倦怠感(50%)、末梢神経障害(50%)、脱毛(49%)、皮疹(48%)、食欲減退(44%)、味覚異常(40%)。10%以上の人が経験した、グレード3以上の治療関連有害事象はなかった。
本試験の結果に基づいて、米国では2019年7月17日「局所進行または転移した状態で、白金製剤およびPD-1またはPD-L1阻害薬による治療歴のある局所進行または転移性尿路上皮がん」を対象に承認申請された。
【発表】
2019年7月29日
【試験名】
EV-201(Phase 2)〔NCT03219333〕
【原著】
J Clin Oncol. 2019 ;37:2592-2600. [PubMed:31356140]
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