【EGFR陽性肺がん:術後治療(2年DFS)】「タルセバ」vs「シスプラチン+ビノレルビン」

EGFR遺伝子変異陽性のⅢA期非小細胞肺がんと診断された人が、術後の治療を考える場合、「タルセバによる術後補助療法」治療を選択することで、「シスプラチンビノレルビンによる術後補助療法」治療を選択した場合を上回る2年無病生存率が期待できる。

タルセバ」治療を受けた12%の人が、「シスプラチンビノレルビン」治療を受けた26%の人がグレード3以上の有害事象を経験した。「タルセバ」治療の主な有害事象は皮疹(4%)、「シスプラチンビノレルビン」治療の主な有害事象は好中球数減少(16%)、骨髄抑制(9%)。

【発表】

2018年8月24日

【試験名】

EVAN(Phase 2)〔NCT01683175

【試験実施国】

中国

【原著】

Lancet Respir Med. 2018;6:863-873. [PubMed: 30150014]

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