【胃がん:一次治療(PFS)】「CAPOX」vs「CAPOX+エピルビシン」

EXELOX(Cancer Commun)                   

進行胃がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「CAPOX(カペシタビンオキサリプラチン)」治療を選択しても「エピルビシンカペシタビンオキサリプラチン」治療に劣らない無増悪生存期間が期待できる。

カペシタビンオキサリプラチン」治療を受けた人の37.4%が治療に奏効し(vs 45.1%、p = 0.291)、両治療間で有意差は認められなかった。

カペシタビンオキサリプラチン」治療を受けた人の42.2%がグレード3または4の有害事象を経験し、「エピルビシンカペシタビンオキサリプラチン」治療の有害事象発現率72.5%に比べ、有意に少なかった(p=0.0001)。

【発表】

2022年2月25日

【試験名】

EXELOX(Phase 3)〔NCT02395640

【試験実施国】

中国(復旦大学附属腫瘤医院)

【原著】

Cancer Commun (Lond). 2022 ;42:314-326. [PubMed: 35212487]