【肺がん:一次治療(OS)】「カルボプラチン+パクリタキセル+」vsvs「シスプラチン+ビノレルビン」

FACS(Ann Oncol)                        

進行非小細胞肺がんと診断された人が初めての化学療法を考える場合、「イリノテカンシスプラチン」治療を選択しても他のプラチナ製剤を含む化学療法に劣らない生存期間が期待できる。

イリノテカンシスプラチン」治療を受けた31.0%、「パクリタキセルカルボプラチン」治療を受けた32.4%、「ゲムシタビンシスプラチン」治療を受けた30.1%、「ビノレルビンシスプラチン」治療を受けた33.1%の人が治療に奏効した。

1年生存率は「イリノテカンシスプラチン」治療を選択した場合で59.2%、「パクリタキセルカルボプラチン」治療を選択した場合で51.0%、「ゲムシタビンシスプラチン」治療を選択した場合で59.6%、「ビノレルビンシスプラチン」治療を選択した場合、48.3%。

【発表】

2006年11月1日

【試験名】

FACS(Phase 3)

【試験実施国】

日本

【原著】

Ann Oncol. 2007;18:317-23. [PubMed:17079694]