【大腸がん:一次治療(ORR)】「FOLFIRI」vs「5-FU+ロイコボリン」

遠隔転移を有する大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「5-FUロイコボリン」治療に「イリノテカン」の上乗せを選択することで、生存期間の延長が期待できる。

5-FUロイコボリン」治療を受けた人の奏効率が22%であったの対し、「FOLFIRI」治療の奏効率は35%であった。

【発表】

2000年3月25日

【試験名】

Phase 3

【試験参加国】

英国、スペイン、フランス、チェコ、ドイツ、オーストリア、ベルギー、イスラエル、南アフリカ、スイス、イタリア、ギリシャ、ポルトガル、オランダ

【原著】

Lancet. 2000 ;355:1041-7. [PubMed:10744089]