【レジメン図鑑】FOLFOX(進行大腸がん)

FOLFOX」レジメンは、2005年3月18日に「治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸がん」に対して承認された治療レジメンであり、推奨されているレジメンの1つ。

切除不能進行・再発大腸がんの一次治療における「FOLFOX」レジメンの主な有害事象は、貧血(81〜87%)、白血球減少(76〜85%)、末梢神経症状(68〜82%)、好中球減少(70〜81%)、悪心(65〜72.2%)、血小板減少(64〜76%)、疲労(68〜70%)、下痢(56〜67%)、嘔吐(40〜54%)、AST上昇71例(47%)、口内炎(粘膜の炎症)(44%)。

【承認日】

2005年3月18日

【効能及び効果】

治癒切除不能な進行・再発の結腸・直腸癌

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【大腸がん:一次治療(PFS)】「FOLFOX」vs「5-FU+ロイコボリン」
進行大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「5-FU+ロイコボリン」治療に「オキサリプラチン」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。 「オキサリプラチン」の上乗せによって増加するグレード3または4の有害事象は、好中球減少症、下痢、神経障害。試験では ...
【大腸がん:一次治療(TTP)】「FOLFOX」vs「IFL」
遠隔転移を有する大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「FOLFOX」治療を選択することで、「IFL(イリノテカン+5-FU急速静注+ロイコボリン)」治療、「IROX(イリノテカン+オキサリプラチン)」治療を選択した場合に比べ、進行までの期間の延長が期待できる。 奏効 ...