進行大腸がんと診断された人が初めての治療を考える場合、「5-FU+ロイコボリン」治療に「オキサリプラチン」の上乗せを選択することで無増悪生存期間の延長が期待できる。
「オキサリプラチン」の上乗せによって増加するグレード3または4の有害事象は、好中球減少症、下痢、神経障害。試験では好中球減少症が5.3%から41.7%、下痢が5.3%から11.9%、神経障害が0%から18.2%に増加。
【発表】
2000年8月
【試験】
Phase 3
【原著】
J Clin Oncol. 2000;18:2938-47. [PubMed: 10944126]