【胃がん(免疫チェックポイント阻害薬治療歴なし):二次治療(ORR)】「オプジーボ+ヤーボイ」vs「オプジーボ+レラトリマブ」vs「オプジーボ+リンロドスタット」

FRACTION-GC(ESMO Open)                   

進行胃がんまたは胃食道接合部がんと診断され、化学療法を受けたことがあるが、免疫チェックポイント阻害薬治療を受けたことがない人が次の治療を考える場合、「オプジーボ」治療に「ヤーボイ」、「レラトリマブ」、「リンロドスタット」のいずれの上乗せを選択しても奏効率の向上は期待しにくい。

主要評価項目の奏効率については、「オプジーボヤーボイ」併用療法を受けた23名中1名(4%)、「オプジーボレラトリマブ」併用療法を受けた20名中1名(5%)、「オプジーボリンロドスタット」併用療法を受けた38名中5名(13%)だけが治療に奏効し、無益性により試験は中止された。

【発表】

2025年1月10日

【試験名】

FRACTION-GC(Phase 2)〔NCT02935634

【試験参加国】

米国、オーストラリア、カナダ、ドイツ、イスラエル、イタリア、オランダ、シンガポール、スイス

【原著】

ESMO Open. 2025 ;10:104107.  [PubMed: 39798422]

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